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Fiat Abarth ETC取り付け

今回は修理ではなく電装品取り付け案件です。

当社にも度々お問い合わせあります。


このクルマにETC付けます。


常時電源を、取るためにモニター脱着します。




見た目にも太くてテスターにて確認しても間違いなく常時電源なので一本はここから取ります。



グローブボックスも外してブロアモーター等にも干渉しないルートを思案して通します。


ACC電源は足元から取ります。



アースポイントもしっかりした所から取りました。起動確認も問題ありません。


電装品取り付けに関してネット等で調べて料金見積もり電話が多々あります。

問い合わせの割に依頼数が少ないので、料金の問題だと思いブログ書く事にしました。


ドライブレコーダーやETCを後付けする場合に大事なのは何処から電気を引き込むかです。

ネット等で検索するとヒューズボックスからヒューズに配線が付いてる物に入れ替えるのが一般的になってます。

何のヒューズなのか?どれくらいこの回路から使われてるのかを調べた上で入れ替えるならまだ良い方です。

極端な方法は電源、ACC電源と思われる(キーオンオフだけで判断)ところを差し替えてます。

先日の車両(ダイハツコペン)は電動ファンのヒューズを入れ替えられてました。

その後ETC故障でヒューズ切れ→電動ファンが回らない→オーバーヒートて事で運ばれてきました。

テスト診断結果、ヘッド歪みガスケット抜けが確認出来、高額修理になりました。

もちろん、施工工場に連絡してもらい保険対応にはなりました。


つい最近の事案では昔からの電装屋さんにてドラレコ取り付け→全く始動できなくなったとの連絡あり作業者に確認したところ輸入車は苦手でよく分からないからとBCMヒューズから出てる配線をバイパスしたとの事でした。(元々付いてた後付けナビの配線)

点検の結果、何らかの電気的問題が発生してBCMがドロップして誤作動してたようです。


後付け電装品付けるのにも、それなりの知識が無いと作業は出来ないはずですが、ネット情報等でこういう事がおきてます。


国産車の場合は整備書が比較的簡単に見れるのでほぼ問題無いですが輸入車になると別です。


ETC一つ付けるだけでもこれだけ外して作業するので2時間位は掛かります。

ETC等は途中交換する用品では無いので多少金額が高くてもしっかりとした整備工場への依頼が良いと思います。







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